interview 社員インタビュー
演出オペレート職 ハートス/2018年入社 H.O./20代
ホテルのイベントを手がけ照明、音響、映像を幅広く経験
仕事の魅力・やりがいは?
ホテルに常駐し、宴会場などで開催されるイベントで、音響を中心に照明、映像も含めたオペレーションを行っています。
企業の記念式典やセミナー、結婚披露宴やブライダルフェアなどでは、複数のスタッフで機材の準備・設営を行い、本番は一人で照明、音響、映像のいずれかを担当します。
企業イベントは定期開催が多いため、内容をしっかり記録することで、「いつもどおり+変更」のご要望にスムーズに対応でき、回を重ねるごとに信頼関係が深まっていくことがうれしいですね。
一方、披露宴は人生の一大イベントです。BGMや照明の音量やタイミングが演出を大きく左右します。微妙な調整がピタッと決まった時は、喜んでいただけて、自分自身も最高の気分を味わえます。
成長したと思ったことは?
身近な先輩の仕事ぶりからスキルを吸収でき、日々成長を実感しています。
質問や相談もしやすく、「こうすれば、さらによくなるよ」とアドバイスをもらうこともよくあります。本当にわずかなタイミングや音量の違いで演出効果がグッと高まるんですよ!すごいなぁって毎回尊敬しますし、モチベーションにもなっています。
また、ホテルの現場では、本来は別部門で行っている照明、音響、映像の業務を幅広く担当できる点も魅力で、総合的な演出力を養う経験にもなっています。
さらに、リハーサルがない分、本番で連携を図るための事前確認がとても重要になります。日頃から社内外のスタッフ、ホテルや企画会社の方などと関係性をきずくことで、お客様の意図をよりきめ細かく把握できるようになってきたと思います。
どんな未来につなげたい?
これまでは先輩について、主に当日のオペレーションに携わってきたのですが、昨年、ある企業の周年イベントと懇親会に向けて、はじめて担当者として初期の打ち合わせから参加しました。
より全体を見渡して、重点を置くべきポイントを把握したうえで準備を進めることができ、当日もスムーズに進行できました。関係者の方々から「おつかれさま!」の言葉をもらった瞬間、「やりきった!」という達成感でいっぱいになりました。
これまで積み重ねてきた幅広い分野の技術、先輩に学んだより高いレベルを追求する姿勢、イベント全体を把握し連携する力などを活かすことができたと感じます。この充実感を原動力に、将来は、よりイベント性の高い、大規模な音楽イベントなどを手がけてみたいと思っています。
- 9:00 出勤、発注内容確認
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各会場の発注内容の確認を行います。
- 9:10 ブライダルフェア会場立ち上げ
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ブライダルフェアの会場でBGMの再生や照明の立ち上げ作業などを行います。
- 9:45 披露宴会場仕込み、チェック
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マイクなどの仕込みからマイクのチューニング、使用する音源やVTRの音量や確認を行います。
- 11:00 休憩
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仕込みとチェックが終われば休憩をとります。
- 12:00 ホテルスタッフさんと最終確認
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MC、ホテルのサービススタッフ、音響・照明・映像のオペレーターで進行の最終確認を行います。
- 12:20 スタンバイ
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再生機の設定の再確認など本番前の最終のチェックをして本番に挑みます。
- 12:30 本番
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- 15:00 撤去作業
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- 15:30 休憩
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- 16:00 他会場撤去作業・翌日仕込み
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翌日の宴席状況にあわせ、撤去と仕込みを行います。
- 17:00 デスク業務
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使用した資料の処理など事務作業を行います。
- 17:45 退勤
message 就活中のみなさんへ
わたしはもともと人見知りで、初対面の人と話すのが苦手でした。メールを一本書くのもすごく時間がかかっていたほどです。でも、一つひとつ知識や技術を身につけ、現場で経験を重ねるうちに、コミュニケーションの面でも自然に自信がついていきました。企業の方からいただく「次もお願いしますね」の言葉、結婚披露宴での幸せそうな笑顔や感動の涙を目にする喜びも、日々の励みになっています。
わたしの入社のきっかけは、大学時代に軽音楽部でバンドをしながら音響を担当していたことです。音響の経験は多少あったものの、一般的な大学の理系学部出身、それも化学専攻で、入社してから覚えたことが大半です。
まして映像については全く経験がなく、配属当初は覚えることが多かったですね。でもやってみると、映像もすごくおもしろいです!最近では照明を手伝う機会もあり、できることが増えていく喜びを感じています。
照明、音響、映像の3分野をはじめ、プロデュースまで手がける会社は限られていて、幅広い経験ができるのもこの会社の魅力です。
先輩からの手厚いサポートもあり、一歩一歩成長していけます。
「イベント業務に興味はあるけど、専門的に学んでいないから」と躊躇している方も、ぜひチャレンジしてみてください!